以前の記事でフリーランスに関連して準備していることを一覧にしました。
その中に「月/年にどのくらいの金額を使っているか整理する」という項目があったかと思います。
お金管理の苦手な自分が家計簿整理を真面目にするようになった話になりますので、興味のある方はどうぞ!
一覧を載せた記事についてはこちら:日常始まる
過去のお金管理
まずは過去の私のお金管理のできなさと、家計簿管理の意識を持つように変わっていったきっかけについて書きたいと思います。
お金の管理ができない
そもそも私は、お金の管理がとても苦手です。
お金を散財してしまうという事はありませんが、自分の貯金がどのくらいかを考えながら使うという意識がない人間でした。
結婚した時も、旦那さんとこんな会話をしていました。
私はお金管理の意識が低かったので「お金の管理はそれぞれですればいい。」くらいに思っていました。
ですが旦那さんは「家庭内で使う金額を別で管理しないと破綻する」と考えてくれました。
当時、こんなことも言われました。
家庭の分として入れていたお金がマイナスにならなければ最低限良いわけだし。
この時は「ふーん。そうか。」くらいにしか思っていませんでしたが、最近になってやっと理解してきました。
分けて管理することが大事なんですよね。
家計簿をつける意味を分かっていない
家庭のお金が入っている口座の残高を最低限確認するようにと言われましたが、同時に家計簿もつけるように旦那さんにお願いされました。
そう言われ、渋々マネーフォワードのアプリを入れて口座やカードなどと連携させました。
確かにカードでの引き落とし情報は自動連携されるので、入力の手間が省けます。
とはいえ、現金を使ったものなどは手入力しなければならず、レシートを取っておいて後から入れるという方式を取っていました。
家庭用の現金がなく自分のお金から建て替えをした時も家計簿は手入力で、後から精算する形にしていました。
お金が足りなくならなければ良いわけだし。
そんな感じで面倒くさいものは家計簿に入れなかったり、たまったレシートもしばらく放置したりしていました。
今思うと、当時は家計簿をつけるという意味が全然理解できてなかったんですよね。ただ面倒くさいだけでした。
気づけば家計が赤字に
中途半端な家計簿管理を続ける中、口座の残高は月1回は確認するようにしていました。
ある日、口座の残高とクレジットカードの引き落とし明細を見て気づいたのです。
すぐに旦那さんに報告しました。
この時「何のために家計簿をつけているんだ」と怒られました。
面倒くさくて自分が払った分の精算などしてなかったり、何か月か分のレシートを放置していてわけが分からなくなってしまったことも伝え、さらに怒られました。
ここでなぜ家計簿をつけないといけないかを教えられました。
正確な金額とズレがある可能性があるから、毎月の使用金額がわかるように家計簿をつけているんだよ。
このあたりを理解せず中途半端に家計簿をつけていたので、過去の私は家計の赤字に気づけなかったんですね。
家庭とは別に個人のお金は残っているので、必要分を補充すれば良い話ではありますが、個人のお金も有限です。
家庭で足りない金額は、個人のお金から補充できる金額なのかがわからないと正しい対応ができません。
仮に個人のお金でも賄えない金額であれば、家庭の使用金額を抑えるなど他の方法を考えなければなりません。
家計簿をつけていれば、赤字の原因特定や今後の対応策の検討ができます。
家計簿がぐちゃぐちゃだと、現状では解決できても将来同様のことを繰り返して赤字のままになりかねません。
家庭で使っているお金の全容を理解するのに、家計簿が非常に重要であるという事をこの時学びました。
こういったことを見越してお財布を分けようと言ってくれた旦那さんには感謝しかありません。
私だけでは家庭を破綻させていました…
現在のお金管理
と、言いたいところなんですが、人間の生活や習慣、思考回路などはそう簡単には治りません。
この時も「家計以外のお金もちゃんとあるし、何とかなるから別にいいじゃん。」くらいに思ってました。
その後何度か同じような家計の赤字危機などを経て「やばいかも。」と思い出しました。
それでも「お金の管理は将来的にも大事だからしっかりしよう」という意識までにはならず、「赤字にならないように、怒られないように気を付けよう」という目先のことを考えて生活していました。
ちゃんとした意味で「お金の管理」について考えられるようになったのは、フリーランスになることを決めてからです。
今後の見通しが不安定なフリーランスだからこそ、生活費などのことをしっかり考えないと本当に破産します。
「破産」という言葉が家庭ではなく自分自身に降りかかってきて初めて意識できるようになりました。
ここまでの私の話で「ちゃんと管理しよう」と思えた方は素晴らしいです。
つづく