私の日常を綴った記事になります。
久しぶりに会った友人たちが心の仲間だったという話です。興味のある方は読んでいってください!
久しぶりの友人に会う
高校時代の友人たちに数年ぶりに会いに行きました。
高校時代、夢を追いかけて一緒に闘っていた仲間です。
全員高校も違えば住んでいる場所もバラバラ。
顔を合わせていたのはとあるスタジオです。学校終わりに歌やダンスのレッスンを共にしていた仲間たちです。
当時は全員舞台というものに憧れがあったので、一緒にレッスンをしながら夢を追いかけていました。
半年~1年と過ごした時間は短いですが「同じ目標をもっていた同年代の仲間」という絆は強いもので、幾年か経った今でも交流することができました。
久しぶりの人に会う時、妙に緊張してしまうのが私ですが、思ったほど緊張せず初っ端から話ができました。
会ってすぐに当時の感覚が蘇ってきて、気楽に話ができました。
ハンバーグが美味しかった
メンバーのうち一人がお店を探してくれたので、そこに集合しましたが、食べたハンバーグが美味しかったです。
スペイン料理店だったのですが、パエリアのコースは少しお高めだったので、少し安いメインの選べるプレートにしました。
サラダとご飯がワンプレーとになっているタイプで意外とボリュームもあって満足でした。
全員心に抱えているものが
美味しくハンバーグを食べながら、皆で近況を話したりしていました。
そんな中、とある一人がこう言ったのです。
なんと。
私が適応障害であることは、ちょっと重たい話だし久しぶりに会う友人には話さないでおこうと黙っていました。
ですが、私以外にも心に抱えるものがある仲間がいたのです。
なんとそこにいた全員が心療内科にお世話になったり、気持ちが沈んでしまったりと心に抱えている何かしらの症状があったのです。
正直驚きました。
「皆キラキラしているなあ」と思いながらSNSで写真などを見ていたので、自分と同じように心を痛めて苦しんでいたとは考えもしていなかったのです。
それぞれの症状や原因などは違いましたが、「こんな時辛いよね」とか「周りがこうだからしんどいよね」とか日頃の生活で共感できる部分が多々ありました。
「過呼吸になった時ってどう対処してる?」なんて話もしました。
今まで本やネットで見ているだけで、自分以外の適応障害、パニック障害などの症状になっている人に会ったことがなかったので「こんな身近にいたのか!」という思いでした。
人って見かけだけではわからないもんですね。
皆、必死に生きながら表にはなるべく出さないように頑張っているんですね。
心の仲間と話ができて本当に良かったです。
心の仲間が集結した理由
まさか全員が心に何か抱えるメンバーとは思いもしませんでしたが、同じような境遇が影響したからこうなったのではないかとも思いました。
冒頭にも書いた通り、夢を追いかけて共に歌やダンスのレッスンをしてきた仲間なんですね。
この歌やダンスのレッスンというのは、先生たちがなかなかに厳しく、できないことに対してとっても怒られたんです。
私は怒られても「なにくそ~!」と思ってレッスンに励むタイプだったので、当時は辞めたいと思ったことはありません。
ですが、厳しさに耐えられずに辞めた子もいるほどです。
こういった環境で全員が頑張ってきたわけです。
そこで愚直に真面目に頑張ることを覚え、大人になっても皆同じように頑張っていたんだと思います。
真面目な人ほど頑張りすぎてしまうし、感情も内に秘めがちです。
適応障害などはこういう人達がなりやすい傾向にあります。
帰り道そんな風に考えていました。
夢を追いかけていた時のレッスンは辛い時もありましたが、良い経験だったと思います。
全く同じことをしている人が全員同じく心を病んでしまうとは思いませんが、こういった経験から「自分はもっとできるはずなのに!」と無理に頑張ってしまう人は多いのではないかとも思います。
でも頑張りすぎは良くありません。
程よい所で力を抜いて、時には周りを頼って生きることも必要です。
と、皆で話しました。
心の仲間たちへ
既に心に闇を抱えてしまったり、適応障害になった過去は変えられないですが、今から自分の心を変えることはできます。
ゆっくりでも良いので過去の自分と向き合って、時には頑張りすぎてしまった自分に労いの言葉をかけながら受け入れて、今の自分の心が良い方向へ向かうようにしてあげるのも大切かなと思います。
本当に辛い時は、立ち止まって休んでください。
落ち着いたら、自分を褒めてあげてください。