以前の記事でフリーランスに関連して準備していることを一覧にしました。
その中に「フリーランス関連の書籍を読む」という項目があったかと思います。
今回は私が読んだフリーランス関連の書籍について紹介したいと思いますので、興味のある方は読んでいってください!
一覧を載せた記事についてはこちら:日常始まる
書籍紹介
フリーランスについて学ぶために読んだ本はこちらです。
タイトル | フリーランス大全 |
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作者 | 井戸美枝 さん |
出版社 | エックスナレッジ |
ジャンル | ビジネス書 |
ページ数 | 223ページ |
フリーランスの全体像を把握するため、本屋さんで何冊か目を通した上で最初に読むのはこれかな、と選んだ一冊です。
書籍概要
本の帯にも書いてある通り、フリーランスの始め方から働き方、稼ぎ方、老後の備え方までがまとめられた一冊です。
人生100年時代と言われる今、働き方の多様化が進み定年のないフリーランスが注目されています。
実際にフリーランスとして働きたくても、どうしたら良いのかわからない、何から手を付ければ良いのかわからない、という人も大勢いると思います。
何から手を付ければ良いかわからないというのは、フリーランスとして活動する全体像が見えていないからではないでしょうか。
そんな中、フリーランスの全体像をわかりやすくまとめているのがフリーランス大全です。
書籍の感想
フリーランスの全体像が分かりやすい
働き方の基本的な考え方から、フリーランスのメリットデメリット、フリーランスとして働くコツ、税金対策、資産運用など必要なことが分かりやすくまとめられた一冊だなと思います。
基礎的な知識が書かれているので、最初の一冊として読むには最適な本だと感じています。
より細かい内容まで知らないと実際に活動するには難しいとは思いますが、詳細に学ぶべきところはピックアップし、ネットで調べたり別の本で読んだりするのがベストかなと。
フリーランスの基本のきが書かれた本なので、フリーランスとして働きたいけど不安に思っている初心者に最適な本です。
既にフリーランスとして活動していたり、他で勉強した人には物足りないかなと思います。
私自身、ネットで少し調べてからこの本を読んだので、「これは知っているな」という情報もちらほらありました。
ただ、各章ごとに本当にわかりやすくまとまっているので、この本を読むことで全体像が見えてより理解が深まりました。
イラストが入っているだけで、読みやすさが増しますよね。
新しい制度のことも書いてある
フリーランス大全は2023年12月に初版が出版されていますので、最近話題のインボイス制度や新NISAについても書かれています。
インボイス制度は、売り手が正確な税率や消費税額を買い手に伝える制度です。
2023年10月から開始され、フリーランスになるのであれば避けて通れない制度となります。
新NISAは、非課税で投資ができる制度です。
2024年1月から始まっていますが、旧NISAで非課税期間が決められていたのが無期限になったり、年間投資額の上限が引き上げられました。
収入の安定しないフリーランスにとっては、収入以外でお金を増やすことも重要です。
税金をかけずにお金を増やしていくため、フリーランスとしては押させておきたい制度となります。
これらの新しい制度に関してもわかりやすく記載されています。
「国の制度って難しい!!」と思う方も一度読んでみてください。新制度についてもイラストなどで説明されていますので、わかりやすいです。
※NISAの具体的なやり方までは記載されていないので、そこはネットなどで別途調べました
最後に
フリーランス入門書としては、とっても読みやすい本です。
いろいろ考えないといけないことがあって難しい!!!
と感じている人にはぜひ一読いただきたいです。
この本には、各章の末尾にコラムが書かれています。
その一つに「5秒ルール」について記載がありました。
アメリカのテレビ司会者メル・ロビンズ氏が提唱しているもので、本にもなっているのでご存知の方も多いでしょう。
私はこの本ではじめて知りました。
5秒ルールとは、やるべきことが頭に浮かんだら「5、4、3、2、1、GO!」と唱えて行動に移すものです。
私は、やらねばならないことを放置してしまう事が多いです。
それだとフリーランスとしてやっていけないと、このコラムを読んでハッとしました。
最近は5秒ルールで後回しにしそうなこともやるようにしています。