適応障害

適応障害とは

適応障害を診断されたと以前の記事で書きましたが、そもそも適応障害とは?という方もいると思います。
適応障害について簡単にまとめたいと思いますので、興味のある方は読んでいってください!
※あくまで私が調べた内容と自分の経験から書いておりますので、実際に症状のある方やその近くの方は、担当のお医者さんやカウンセラーさんの助言に従ってください。

適応障害とは

「適応障害」という病名。芸能人の方で発症したことを公にしている方もいるので、最近はテレビでも耳にする機会が多いのではと思います。

そもそも適応障害とは何かというと、環境に適応できずストレスを抱えることによる心の病です。

症状は調べると人それぞれのようです。
食欲低下や過食、頭痛、腹痛、吐き気といった目に見える症状から、イライラしたり、思考力や集中力が低下したりと精神的な症状まで様々あるようです。

私の場合は寝起きの動悸や、仕事終わりの倦怠感、激しい躁鬱で鬱の時は自分が何もできない人間に感じてしまう、などの症状があったかなと思います。
仕事している時間が長かったので睡眠時間は短かったですが、眠れないというようなことはなかったです。ただ、毎日のように仕事の夢や追いつめられる夢は見るので、嫌な気持ちになっていました。
あとは死にたいとまでは思わないですが「不慮の事故で仕事ができない状態になればいい」とは毎日思っていました。

風邪にも複数の症状があるように、適応障害にも様々な症状があります。
「こうなったら適応障害だ!」というものはないと思いますが、いずれの症状も環境に適応できないことによるストレスで心のバランスが崩れることによって起きます。
過度なストレスで生活に支障をきたすような症状が出たら適応障害と言えるかなと思います。

参考:参考サイトはこちら

鬱との違い

適応障害は症状的に鬱と似ていますが、少し違います。
適応障害は原因となる「モノ」ががあります
鬱は原因となる「モノ」が分からないことが多いそうです。

原因に対するストレスで発症するのが適応障害ですが、原因がなく自分を責め続けることで発症してしまうのが鬱です。
なので、適応障害はストレスの原因から離れれば回復することが多いです。
鬱は原因がない心の病なので、適応障害に比べると治すのが難しいようです。

適応障害も放置していると、鬱に変わってしまうこともあります。
原因から離れることで治せたものが、原因から離れても心の傷が癒えなくなってしまうんです。
適応障害を診断されたら、原因から早めに離れることをオススメします。

参考:参考サイトはこちら

適応障害になりやすい人

以下のサイトに適応障害になりやすい人の項目がありました。
参考:参考サイトはこちら

  • 自己肯定感が低く、自分に自信がない
  • 人間関係に不安や不満を抱えやすい
  • 繊細でイライラしたり落ち込んだりしやすい
  • 真面目で責任感が強い
  • 几帳面で完璧主義

こういった方は適応障害になりやすいそうです。

ちなみに、私は全部当てはまります。

見てわかる通り、真面目な方がなりやすいんです。
なので、「それは甘えだよね」「もっと頑張ろうよ」「空元気でも元気出していこう」なんて言葉は良くありません。
もう頑張っているんです。頑張ったからこうなっているんです。元気も出そうと頑張ったら悪化していることだってあります。元気が出せないから余計に落ち込んでいることもあります。

心に抱えている人と付き合うのって難しいと思うんですが、「そうだよね。なるほどね。わかるよ。」といった感じで話を聞いてもらうのが一番いいのかなと思います。

私が適応障害になった原因

上述の通り、適応障害になりやすい人の項目に私はすべて当てはまります。
それぞれの項目に対して、実際私がどういった人間なのか深堀して原因を客観視したいと思います。

自己肯定感が低く自分に自信がない 自分なんて何もできないと思いがちです。
会社にいると、私よりも知識のある人や、仕事をこなすのがうまい人が大勢います。そんな人達を見て、「私なんか何もできない人間だ。」と思ってしまっていましたね。
人間関係に不安や不満を抱えやすい 人の顔色ばかり窺って、人との関係に常に不安を持っています。
昔からそうですが、母親に怒られないか顔色を窺って行動したり、友達に嫌がられる言動をしていないか気にしたり。
会社でも同じで、周りに嫌われないかを常に心の中で気にしていました。
繊細でイライラしたり落ち込んだりしやすい 失敗や怒られた後はずっと引きずってしまいます。
あの時ああしていれば、とかをずっと考えてしまいます。
一度は忘れたことでも、ふとした瞬間に「あの時の自分の行動は最悪だった」とか頭でグルグル考えてしまいます。
真面目で責任感が強い 人から真面目だとよく言われるし、自分でもそう思います。
仕事でも何でもテキトーにこなすっていうのができないんですよね。何でも愚直に真面目にやってしまいます。
良い所でもあると思うんですが、テキトーだけどやるところはやっている人が評価されているのを見ると結構モヤモヤすることも多いんですよね。「自分はこんなにやっているのに…」って。
あとは、リーダーとか任されると責任で押しつぶされそうになります。
几帳面で完璧主義 自分の中での理想が高いです。
「仕事のできる良い上司」「仕事も家事もこなす良い奥さん」という自分の中の理想になるために何でもこなそうとする性格です。
理想になれていないと落ち込む癖もあります。自分の理想に完璧にならないとダメだと思ってしまうんですね。
あとは潔癖だったりするので、性格も几帳面な部分があります。

こういった人間だったので、ふとした拍子に適応障害になってしまったんだと思います。

これらに対して自分なりに折り合いをつけて今があるので、そのあたりは別の時に書きたいなと思います。

適応障害と付き合う

適応障害がどういったものか、少しは参考になったでしょうか。
ストレスの多い世の中、適応障害になった方本人や周りの方はもちろん、すべての方に「適応障害」と関わる機会があるのではないかなと思います。
今は違うけど当事者となることも今後あるかもしれません。
適応障害と付き合う可能性は皆さんにあると思います。

目に見えないのでとっても難しいですが、適応障害の気持ちに寄り添って受け入れていくのが大事なのではないかなというのが個人的な意見です。

適応障害についての理解が少しでも深まると良いなと思います!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。