妊娠

つわりと体調と病院と

前回の記事で、フリーランス開始3日で妊娠が発覚したことを書きました。
発覚直後に現れたつわりや体調の変化、初回に婦人科を受診した話を詳細に載せたいと思います。

前回の記事についてはこちら。
新米フリーランスまさかの展開

つわり到来

妊娠している事が分かる前から、気持ち悪さがふつふつと湧き上がっていました。
気持ち悪さも相まって妊娠に気付いたほどです。

どんな風に気持ち悪かったかと言うと、私の場合は胃の中のものが逆流してくる感じが常にあるといったところです。
つわりと聞くと、気持ち悪くて吐いてしまうという話を耳にすることが多かったのですが、私の場合吐くことはありませんでした。
胃の中の逆流が常にあるような状態だったので、あまり食欲が起きずご飯を満足に食べられない状態に陥りました。

私は元々逆流性食道炎を患っていますが、妊娠によって逆流性食道炎になる方もいるみたいですね。
私の場合は普段調子が悪い時の逆流性食道炎の状態が、常に続いているという感覚でした。

プラスして、だんだんと匂いも気になるようになりました。
ごま油の匂いや洗濯洗剤の匂い、家の中のこもったような匂いなどが気になりましたね。

吐くまではいかないですが、匂いと胃酸の逆流とで「おえっ」っとえずくことは日常茶飯事でした。えずきがおさまらない時もあり、吐くかはかないかの瀬戸際ではありました。

つわり以外の症状

つわり以外で体に現れた症状と言うと、以下のようなものがありました。

  • 体の倦怠感(熱っぽい/微熱がある)
  • 動悸
  • 寝つきが悪くなる

妊娠すると体温が上がるので、だいたい37度弱くらいの微熱が続いて熱っぽい感じになります。
おそらくこれもあって体は怠いし眠たい!
家のこもった匂いを体が受け付けなかったので、妊娠初期はまだ寒かった時期ですが暖房がつけられず、ずっと毛布にくるまって横になっていました。

動悸も結構激しく、心臓が飛び出てしまうのではないかと怖くなりました。
動悸に関しては適応障害が酷い時期、寝起きによく発生していましたが、それと似たような感じで急に心臓が激しく脈打つという事がたびたびありました。
その時の記憶が少しフラッシュバックしたりもあって動悸が激しくなるたびに怖いなと思っていましたね。

後は寝つきはすこぶる悪くなりました。
元々寝ることに関しては、どこでも寝れてしまうくらい熟睡型のタイプだったのですが、夜中に何度も起きてしまうんですね。
トイレに行きたくなって起きることもありましたし、動悸が激しくて起きることや何もないのに起きてしまうこともありました。

妊婦になってみないと、つわり以外にどういったことが起きるのかなどわからなかったですが、結構様々な事が自分の体に現れてびっくりしましたね。
個人差があるので、すべての人が私と同じようになるわけではないと思いますが、体に新しい命が宿るという大きな変化が起きるんですから、普段と違う現象が体に現れるのは「そりゃそうだ」と言う感じですよね。

婦人科病院へ

これまでに述べたような症状が出ていたし、市販の妊娠検査薬でも陽性だったので、妊娠は確実だろうという所ではありますが、とにかく病院へ行かねば始まらないという事で、旦那さんと共に病院へ行きました。

家から電車で1本で行ける病院に最初行ったのですが、実はこの病院が少し微妙な所で…
話が逸れるので詳しいことはここでは書きませんが、今は別の病院に通っています。

この時点でつわりで結構きついなと思っていたので、その旨も伝えた上で診察してもらいました。

エコーでお腹の中を診てもらい、妊娠していることが診断されました。
エコーで見えるお腹の中の映像をリアルタイムにモニター越しで見せてもらえるので、最初に見た時は感動しましたね。

本当に妊娠している。すごい!!!

ただ、この病院のせいで感動が半減したのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

はじめての点滴

無事妊娠している事を診断されたのですが、ここで一つ問題が。
つわりのせいで満足にご飯を食べられず、妊娠前から体重が3,4キロほど減っていたんです。

婦人科で妊婦検診に行くと、尿検査をすることになるのですが、この時尿にケトンが含まれており、少々妊娠悪阻と言う感じだったみたいです。
ケトンは、つわりなどで食事がとれない場合に、体の防衛反応から作られるものみたいです。
なので、尿検査の結果ケトンの値が高いと妊娠悪阻と判断されるそうです。

糖分やカロリーが不足している!となると、自分の体の脂肪を分解してエネルギーとして使用するようになるそうです。その時にケトンが出るという仕組みらしいです。
人間の体ってすごいですね!

体重が減っているという事もあり、その場で点滴をしてもらって帰ることとなりました。
私としては人生初点滴です。

点滴をしたら最終的に少し体が元気になった感じはありました。
ただ、点滴自体ちょっとしんどいなと感じたのでできることならもう点滴はしたくない気持ちです。

点滴は、腕に針をさして液体を入れていきます。(静脈に針を刺すらしい)
注射や採血が嫌いと言うタイプではないので、針を刺すこと自体にあまり抵抗はなかったのですが、1時間半ほどかけて液体を体に入れていくというのはだいぶしんどかったです。

点滴の匂いが嫌だ

点滴の液体の匂いなのか何なのかと言う感じではありますが、独特な匂いにずっと鼻を刺激されていました。

薬品の特殊な化学的な匂いと言った香りがずっと鼻から離れないんですね。
体に入れられた液体が体内を通して匂ってきているのか、どこかしら外部から点滴の薬品の匂いが鼻を刺激しているのか。
とにかく終始独特な匂いに翻弄されてました。

個人的には体の中から匂いが回ってきている感覚が強かったので、点滴の薬品集が体から鼻まで充満した感じだろうなと思っています。
あまり良い匂いではなかったのできつかったです。

点滴中寒い

何が原因かわからないですが、点滴中体がだいぶ寒いなと感じました。
点滴前に、担当の方が毛布とか置いて行ってくれたので、点滴されると寒くなるのは体的に仕方のないことなのかなとは思いましたが、とにかく寒かったです。

最初はどうてことないのですが、だんだんだんだん寒くなってきて、毛布なしにはいられないくらいでした。
このまま冷たくなっていってしまうのでは?!と少し怖かったですね。

薬の副作用なのでしょうか?

出来れば点滴はしたくない

結果的に体が元気になったので良かったのですが、時間もかかりますし、体にいろいろと症状も出ますし、できれば点滴はもうしたくないなと思ったはじめての点滴でした。

つわりに耐えながら

そんなこんなで妊娠初期を迎えたわけです。

ここから精神的にしんどくなったり、仕事の調整をしたりと色々あるわけなんですが、新しい命を授かったという事で嬉しい気持ちになった妊娠初期です。

その後の諸々もまた記事にしていきたいなと思います。

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