妊娠

妊婦の産婦人科選び

妊娠後に通う産婦人科ってすごく迷うと思うんです。
出産自体はこれからですが、現時点での経験談から産婦人科選びのポイントをまとめたいなと思います。

初産婦ネットで産婦人科を検索する

産科婦人科のある病院と言うのは、都会に住んでいると周りにたくさんあるんじゃなかろうかと思います。
どこが良いのかなど調べるのも一苦労ですよね。

産婦人科についてどこが良いなどの知見があるわけではないので、現代の機器に頼るしかないと自分の住んでいる地域で産婦人科を検索する所からはじめました。
そうすると思っていたよりも多くの産婦人科病院が該当しました。
大きな総合病院から小さな産院まで様々です。

当時の私が病院選びの基準として掲げていたのは以下です。
上から優先順位が高いものになります。

  • 土曜日もやっている所
  • 家から電車またはバスで乗り換えなしで行ける所
  • 駐車場のある所
  • 女医さんが対応してくれる所

仕事の関係上平日しか行けないのは厳しいので、土曜日にやっているは絶対条件でした。
また、一人で病院に行かねばならない状況になった時、なるべく電車やバス1本で行ける立地の所が良いと思いそこも重視して探しました。
我が家には車もあるので、旦那さんに車でも連れて行ってもらえると良いなと思い、駐車場の有無も確認しました。
それから初めての妊娠で不安もあり、なんとなく同性のお医者さんが診てくれるのが良いかなと思って探していました。

以上の条件から該当する病院を検索結果から見つけ、さっそく初診に向かったのでした。

初産婦産婦人科選びを間違える

初診に向かった病院は、前に述べた条件をすべて満たしている病院でした。
そんなに大きくはない街の病院と言う感じの所で、産婦人科以外にも内科なども扱っている病院です。
ここに行こうと決め、電話で病院側に受診したい旨を伝え、とある日の土曜日に旦那さんと共に向かいました。

初診の場合は予約できないと言われたので、病院の営業開始時間目掛けて向かいました。

入ってみると狭めの病院でしたが、内装は綺麗な所でした。
内科もあるので、待合室にご高齢の方が多いなと言うのが最初の印象でした。

受付を済ませ、問診表の記入、体重測定、血圧の測定、尿検査のための採尿などを指示されたので対応して待ちました。

いよいよ名前を呼ばれていざ検査。
という事で診察室に入りました。

ネットにあった通り中には女医さんがいらっしゃいました。

じゃあ検査していきますので、下着を脱いで検診台の方に座ってください。

言われた通りに検診台に座ります。
その後、検診台の上でエコーによりお腹の中を映して見せていただきました。
モニター上にもエコーの映像が写し出され、我々にも見えるようになってました。

画面見えますか?この部分が胎嚢です。はい。妊娠してますねー。じゃあ、以上ですー。

ん??
終わり?

文字だと伝わりずらいのですが、風邪を引いた時に「風邪ですね。」と診断されるのと同じようなテンションで「妊娠してますね。」と言われたような感じです。
個人的なイメージですが「おめでとうございます。妊娠されてますね。」と言った感じでもう少しこちらに寄り添った言い方をしてくれると思っていたので、軽い感じで「妊娠してますねー。」と言われて驚いてしまいました。

妊娠したっていうのが確認できて嬉しいのに、対応のされ方がいまいちでまったく喜びが前に出てこない…

そんな気持ちにさせられてしまいました。

これは、病院選びを間違えてしまったと思いました。

初産婦紹介状を出してもらう

先述した妊娠に対する少し冷めたような対応以外にも、受付の方の対応がぶっきらぼうな感じだったり(問診表記載時にペンがないことを伝えると無言で渡された)、今後の来院スケジュールについての話をこちらの都合にはほとんど耳を傾けてもらえなかったりと、様々な部分で引っかかる点の多い病院でした。

こういったことが、つわりで苦しい自分に突き刺さり「この病院はもう来たくない」と思ってしまいました。
患者さんが多く、お仕事が大変なのは分かりますが、辛い時にこういった対応を取られてしまうのはキツイなと。

結局翌週に別の病院に行くことを決意し、最初の病院には紹介状を書いてもらいました。

紹介状を書いてもらい向かった病院は、バスで乗り継ぎをしないといけない所でしたが、駐車場のある所だったので旦那さんに運転してもらい車で向かいました。
初回の病院とは異なり、産婦人科専門の病院です。

こちらの病院では初診となるので、初回の病院と同じような検査をもう一度行います。
待合室のソファーがゆったりと座りやすくなっていたり、照明が暗めになっていたりと産婦人科専門ならではの工夫がされている病院だなと思いつつ順番を待ちます。

そんなことを考えているうちに名前を呼ばれ、再び検査。
診察室に入ると、中には男性医さんがいらっしゃいました。

では、検査していきますので、下着を脱いで検診台の方に座ってください。

初回の病院同様、言われた通りに検診台に座ります。
検診台の上でエコーによりお腹の中を映して見せていただくのも初回の病院同様です。

画面見えますかね?この部分が胎嚢で、順調に育っていますね。無事に妊娠しています。おめでとうございます。

これだ!!私のほしかった言葉は!

そう思いました。
その後、心音も聴かせていただいたり、赤ちゃんのサイズなども教えてくれたりと、とにかく丁寧に説明してくださいました。
初回の病院でエコーを見た時の何倍も妊娠しているという事に感動しました。

エコー検査の後も、気になっている事や体調について聞いてくださり、こちらの質問にもものすごく丁寧に説明してくださいました。
二つ目の病院の対応がとてもよかったので、今もその病院に通っており、分娩もお願いすることとなりました。

産婦人科選びのポイント

産婦人科と一括りに言っても様々な病院があります。
私が初回で行った病院のような所に行ってしまう事も時にはあるでしょう。

紹介状を書いてもらえれば、別の病院に行くことも可能ですが、紹介状もお金がかかります。
私の場合3,000円かかりました。

最初から良い病院にかかれるに越したことはありません。
産婦人科選びに失敗し、良い産婦人科に巡り合った私としての産婦人科選びのポイントを最後にまとめたいと思います。

産婦人科専門のところに行く

今回初回に行った病院は、内科も産婦人科もある病院でした。
そういった病院がすべて悪いわけではないと思いますが、内科も産婦人科も扱っており、内科での診療と同じような感覚で対応をされてしまったのかなと思います。

一方で産婦人科専門の病院は、妊婦の事を考えた病院の造りになっていたり、先生の対応も妊婦に向けたものになっている印象でした。

妊娠生活何が起こるか分かりません。
体調がものすごく悪くなってしまう日もあるかもしれないので、そういった時に妊婦に寄り添ってくれる病院と言うのは重要だなと思いました。

また、内科も併設されている病院だと、風邪の方などと待合室が一緒になってしまう可能性もあります。
妊娠中は免疫が下がる傾向にあるので、なるべくそういった方と一緒にならない方が良いというのもあります。

私が現在通っている産婦人科専門の病院では、毎回受付で熱がないか、体調不良ではないか確認されます。
妊婦に体調不良者を近づけてはいけないという意識があるのだなあと思います。

※大きめの総合病院には行ってないので、街の小さめな病院だったら産婦人科専門の方が良いという私の見解です。

女医さんかどうかはあまり関係ない

女の方の方が、妊娠について理解があって安心感があると思っていました。
ですが、結果的に男性医の方に見ていただいた時の方が説明の仕方など安心感がありました。

女性の方が良くないという事ではないですが、女性だろうと男性だろうと「妊娠」と言うものについて真摯に向き合ってくれている方は安心感があるという話です。

「絶対に男性の方には見られたくない」という思いがない限りは、女性/男性どちらの医者がいる病院を選ぶかと言う部分はあまり考えなくても良いのかなと思いました。

性別よりも、口コミなどで医師に対する評価を見て選ぶのが良いです。

自分の都合に合う病院

大きくは前に述べた2点が、産婦人科選びにおいて重要だと個人的には思います。
その2点で病院が絞れたら、あとは「土曜日もやっている」「平日も比較的遅くまでやっている」「車で行ける」など自分の都合に合う所を選ぶと良いかなと思います。

最初は立地や営業時間の方に重きを置いて病院を探していましたが、妊娠中何度も通う事になるので、妊婦に対しての配慮がなされているという観点から探す方が良いという結論に至りました。

良い病院に巡り会えますように

私は最終的に良い病院に私は巡り会えました。
自分の性格と合う、合わないもあるので、ネットで調べても実際に行ってみないと分からないという事もあるとは思います。
私のように行ってみて合わなかったら紹介状を書いてもらって別の病院に行くという事も可能です。

ですが、病院を転々としてしまうのは疲れてしまうので、なるべく良い病院に初回から行けると良いですよね。
同じように産婦人科選びに迷っている方の参考に少しでもなれば良いなと思います。

妊娠中の方が良い病院に巡り会えますように。

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