ディズニーのノートルダムの鐘を見ました。
感想などなど書きたいと思いますので、気になる方はどうぞ!
お気に入り作品
ディズニーのノートルダムの鐘は、過去にも見たことがあり、とても好きな作品の一つでした。
小学生の頃、母と共にディズニー映画のDVDを借りてきては毎週のように見ていた時期があったのですが、
その時にノートルダムの鐘も見て、とっても好きな作品だったんです。
ただ、小学生の時に見たきりなので、大枠のストーリーは覚えていても細かいところまでは覚えていませんでした。
いつか見返したいと思っていた所、去年末頃に金曜ロードショーでやっていたものを録画したデータが我が家のテレビから見つかりました。
そんなわけで云年ぶりに見ることになったのでした。
あらすじ
ノートルダムの鐘の舞台は中世のパリです。
ノートルダム大聖堂に鐘撞き男として住んでいるカジモドが主人公。
カジモドは、他の人とは異なる醜い見た目をしていますが、心の優しい青年です。
まだ赤ん坊のカジモドと出会い、とある理由から育てることになった街の権力者で判事のフロローは、ノートルダム大聖堂から外に出ることをカジモドに禁じていました。
毎日大聖堂の上から街を眺めていたカジモドでしたが、年に一度のお祭りの日に大聖堂を抜け出し、外に出ます。
お祭りの中で踊り子のエスメラルダと出会い、カジモドは心惹かれて行きます。
一方で、エスメラルダを「心を惑わすジプシーの魔女である」と、捕らえようとするフロロー。
カジモドは、何とかエスメラルダを助けようと奮闘します。
フロローの歪んだ感情により、街中を巻き込んでのエスメラルダ捜索が行われます。
エスメラルダを助けようとするカジモドは、育ての親フロローとどんな形で対峙していくのでしょうか。
映画の感想
冒頭でも描きましたが、ノートルダムの鐘はディズニー作品の中でも、個人的にお気に入りの一作です。
云年ぶりに見ましたが、やはり良かったですね。
どう言ったところがお気に入りなのか、ここからはまとめたいと思います。
中世パリのリアルな物語
権力者であるフロローが街を制圧する様子や、醜い姿のカジモドに対して街の人々が蔑みの目を向ける様子などがリアルに描かれています。
「ジプシーだから。」と言ってエスメラルダたちを捕らえようとしたりするのも、迫害の歴史などを振り返るとリアルです。
元々ノートルダムの鐘は、「ノートルダム・ド・パリ」というヴィクトル・ユーゴーの小説が原作にあります。
ヴィクトル・ユーゴーと言えば、フランス最大の文豪とも称される人物です。
原作は、結末などディズニーのノートルダムの鐘とは異なる部分も多いのですが、軸となるストーリーは同じです。
ディズニー作品としてファンタジーな部分もありつつ、根底にある軸となる物語がしっかりしているのでよりリアルな作品になっているのではないかと思います。
曲が良い
ノートルダムの鐘は、ミュージカル仕立てのアニメ映画なので、随所に歌が登場します。
その歌がどれも良い!
初っ端から重厚感のある音楽と歌で幕を開け、カジモドとフロローの出会いの話が「ノートルダムの鐘」というタイトルの歌で紡がれます。
カジモドとフロローの出会いのエピソードは、割と長く語られるのですが、歌で聴くことで見やすくなっていますし、物語の始まりの告げるに相応しいメロディになっていると思います。
他にも、ノートルダム大聖堂の外にいつか出てみたいと願いカジモドが歌う「僕の願い」などたくさんの楽曲に彩られた作品は非常に魅力的です。
個人的にはカラオケで歌ってしまうほど好きです。
カジモドの葛藤とお話の結末
ネタバレをする気持ちはないので軽くだけ触れますが、
「王子様とお姫様は幸せに暮らしましたとさ。」といったディズニー王道の結末とは違うというのが個人的には気に入っています。
カジモドは、エスメラルダに惹かれていくのですが、物語の中で様々な葛藤もあります。
醜い見た目が故の葛藤や、人並みの嫉妬などたくさん悩みます。
葛藤していく中でも、フロローに立ち向かったり、好きな人を助けたり、行動を起こしていく中で変わっていく部分もあります。
カジモドの葛藤と成長もリアルですし、そこからのエンディングも納得感のある流れだなと思います。
ノートルダムの鐘には美女と野獣とは違った良さがあるなあと思っています。
ノートルダムの鐘
久しぶりに見ましたが、やはり大好きな作品です。
リアルな中世パリのお話と、ディズニーの夢と魔法が合わさったとっても素敵な作品です。
金曜ロードショーで放映されているので、人気の高い作品で好きな方も大勢いると思いますが、
まだ見たことの無い人には、ぜひ見て欲しい作品です!